岐阜県恵那市

人・地域・自然が調和した交流都市
http://www.city.ena.lg.jp/

人口 50,526人(平成30年11月1日現在)
主な産業 第1次産業1,500人(5.6%)第2次産業9,561人(36.02%)
第3次産業15,055人(56.8%)分類不能412人(1.6%)
就業者総数26,528人(平成22年国勢調査)
市の紹介 恵那市は、岐阜県の南東に位置し、名古屋から1時間あまりの豊かな自然に囲まれたまちです。市の総面積は 504.19k㎡で、市内には中央自動車道、国道19号をはじめ国道257号、363号、418号などの基幹道路が通っています。また、鉄道はJR中央線と第3セクター経営の明知鉄道が通っています。
範囲は、東西32.0㎞、南北36.0㎞。四季折々の変化に富んだ風景が美しい天下の名勝「恵那峡」(大井町)、日本三大山城の一つ「岩村城」と江戸城下町の暮らしを伝える「岩村本通り重要伝統的建造物群保存地区」、レトロな風情あふれる「日本大正村」など、歴史・文化の香り高い見所がいっぱいです。
縄文を活かした
まちづくりの紹介
恵那市長島町鍋山に縄文時代のものと思われる対になったメンヒルがあります。このメンヒルは、六角柱を呈する花崗岩で高さが1.6メートルほどあります。数年前、地元の郷土史研究家たちが、このメンヒルをいろいろと調べたところ、夏至の日の太陽の日の出の方向が、対になったメンヒルの隙間から差し込んでいることに気づき、あるいは、縄文時代の日時計のようなものではないかということで話題になりました。事の真偽は別にして、郷土史研究家たちが、みずから発見したということで、対のメンヒルの隙間から日の光が差し込んでいる写真を多方面に使い始めました。例えば、市内の自治会が作った電話帳の表紙、建設会社の工事用看板、さらに限定販売の缶ビールのイラスト等々。メンヒルが縄文時代のものであったかどうかの確証は、得られていませんが、恵那市の縄文時代には、日時計のようなメンヒルがあったかもしれないという、いわば、ひとつのロマンから郷土史研究家の人たちや先史文化の愛好者が、広くこのメンヒルをPRし、誇りにしてまちづくりの一助にしています。
主な遺跡 染戸遺跡
縄文時代前期の集落遺跡。平成元年に行われた発掘調査では、東日本系の諸磯C式、十三菩提式と西日本系の北白川下層Ⅱ・Ⅲ式、大歳山式の土器が共伴しており、東西文化の接点といわれる美濃地方の特徴をよく物語っています。
正家廃寺跡
8世紀中ごろ~9世紀後半の古代寺院跡。金堂は、全国に類例のない特異な礎石配置を有しています。

主な観光地 恵那峡、中山道、坂折棚田、保古の湖、岩村城と歴史の町並み、日本大正村、福寿の里モンゴル村
主なイベント ○恵那市伝統芸能大会(2月第4日曜日)
市内の伝統芸能が一堂に会し、日ごろの伝承活動の成果を披露。
○大正村クロスカントリー(3月下旬)
大正ロマン漂うコースを走る。
○恵那峡ハーフマラソン(4月上旬)
岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場を発着点とするハーフマラソン大会。
○いわむら城址薪能(8月下旬)
かがり火を焚き、歴史的景観を生かした伝統の野外薪能。
○みのじのみのり祭(9月第4土日)
松茸と郷土色をテーマにした食の祭典。夜の創作御輿パレードも見物。
○岩村町秋祭り(10月第1土日)
県重要無形民俗文化財指定の御輿渡御行列が歴史の町並みの中をしずしずと。○中山神社大祭(10月第3日曜)
県指定重要無形民俗文化財の中山太鼓は必見。