鹿児島県霧島市

世界にひらく、人と自然・歴史・文化がふれあう都市
http://www.city-kirishima.jp

人口 125,755人(平成30年4月1日現在)
主な産業 第1次産業  3,480人(  6.2%) 第2次産業15,183人(26.9%)
第3次産業35,274人(62.5%) 総数56,460人
市の紹介 霧島市は,鹿児島県本土のほぼ中央部に位置し,北部は国立公園である風光明媚な霧島連山を有し,南部は豊かで広大な平野部が波静かな錦江湾に接し,湾に浮かぶ雄大な桜島を望むところにあります。

また,霧島山系から裾野,平野部を経て錦江湾まで流れる清く豊かな天降川,その流域に広がる豊かな田園,そして山麓から平野部まで温泉群等を有しており,海,山,川,田園,温泉などの自然に恵まれています。

さらに,鹿児島の空の玄関,鹿児島空港をはじめ,南北にJR肥薩線,東西にJR日豊本線があり,九州自動車道,東九州自動車道の高速道路網も発達している交通の要衝にあります。

そのため先端技術産業や大学等の進出がめざましく,自然と文化,産業の多面性をもつ市です。

縄文を活かした
まちづくりの紹介
自然・歴史・文化を尊重する都市をめざし,縄文時代の大規模集落跡が発見された上野原遺跡を,市民のより豊かな人間性の育成に役立てることができるように施設の充実,整備を図っています。

また,毎年3月,上野原縄文の森駅伝大会を開催しており市民がより縄文文化に親しめるように努力しております。

主な遺跡 上野原遺跡(国指定史跡)
上野原遺跡は霧島市国分の台地上に位置する「国分上野原テクノパーク」の建設に伴い発見された遺跡である。

遺跡からは,縄文・弥生時代の竪穴住居,縄文時代の集落・落とし穴等の遺構,土器・石器・装飾品などの遺物が多数発見されるなど,上野原遺跡が縄文時代から中世までの複合遺跡であることが判明した。

特に,3工区から発見された縄文時代早期後葉(約7,500年前)の壷型土器,土偶,耳飾,多種多様な石器等の出土品は,縄文時代の早い段階で多彩な南九州独特の縄文文化が開花していたことが分かり,遺物の767点は平成10年6月国指定重要文化財に指定された。

また,4工区から発見された縄文時代早期前葉(約9,500年前)遺跡は,2条の道筋に沿う52棟の竪穴住居を中心に,調理施設である集石・連結土坑が展開し,それらが有機的に繋がって集落全体を構成する。

この集落は縄文時代早期における定住集落としては,国内で最大規模かつ最古級であり,平成11年1月に国指定史跡となった。

主な観光地 市内各地の温泉郷,霧島連山,丸岡公園,城山公園,黒石岳森林公園,上野原遺跡,国分海浜公園,隼人塚,鹿児島神宮,霧島神宮
主なイベント ○初午祭
旧暦1月18日を過ぎた次の日曜日,鹿児島神宮にて鈴かけ馬約20頭,鳴り物,踊り連約2,000人が出場します。約450年の歴史を誇ります。
○霧島高原太鼓祭り
毎年7月頃に多くの太鼓チームが集まり,みやまコンセールで開催されます。昭和60年から開催され,伝統芸能・霧島九面太鼓の保存・伝承の役割を担っています。
○霧島国際音楽祭
7月下旬から8月上旬,みやまコンセールや霧島神宮等で国内外の音楽家が集い開催される音楽祭です。音楽家たちが滞在するホテルではロビーコンサートも開かれます。
○国分夏祭り
毎年7月下旬に霧島市街地にて開催されます。市民総踊りや,国分寺神輿が威勢良く練り歩きます。