【能代市の紹介】
能代市は、秋田県北西部に位置し、西は日本海に面し、北には、世界遺産「白神山地」、東は出羽丘陵の森林地帯でその間を流れる米代川の河口に市街地を形成しています。土地は概ね平坦で水利の便が良く豊かな水田と畑地に恵まれ、西部一帯は「風の松原」と呼ばれる砂防林になっています。基幹産業は、稲作を中心とする農業と木材関連産業を中心とする工業が主体となっています。

民謡秋田音頭にて「♪秋田名物八森ハタハタ　男鹿で男鹿ぶりこ　能代春慶　檜山納豆・・・」と謡われる能代春慶塗の歴史は、非常に古く、寛文３年（１６６４年）飛騨の工人山田三九郎が当市にその方法を伝え、その後改良を重ねつつ今日に至っています。伝統ある能代春慶塗は、手加工のため量産ができず、その商品価値も高価なものとなっています。この製品は、このような事を考慮し、現代的趣向をこらしながら、良質の漆で伝統春慶に近い艶に仕上げオリジナル商品として開発したものです。