【田代町の紹介】
田代町は、秋田県の北端に位置し、地形は南から北に向かって山岳地帯になり、北は花の百名山のひとつ白神山地東側の田代岳(1,177.8m)を経て青森県に接しています。
町の総面積は306.77kuであり、このうち森林面積が84.1%を占めており、農地面積は4.6%にすぎません。田代町は、人口約8千人の山と川と緑に恵まれた自然豊かな町です。
春になると、川は沢ざわの雪解け水を集め、川のせせらぎにはヤマメがおどります。そして、山菜の宝庫田代岳周辺の山々には、たけのこ(根曲がり竹/チシマザサ)などの春の旬の香りがただよいます。町では、田代の山菜を代表するたけのこをPRし、存分に味わっていただくことのできる初夏のイベント「たけのこ祭り」が6月第2日曜日に開催されます。
夏には、高層湿原や高山植物の魅力にひかれ、多くの登山者が田代岳を目指します。特に、毎年7月2日の半夏生(はんげしょう)には、その年の稲作の豊凶を占う作占いの伝統的な行事があることから、青森県南津軽地方や秋田県北部の農家の人々が岳詣り(だけまいり)を行います。また、天然アユの宝庫として知られる早口川や米代川(よねしろがわ)は大鮎を求めて釣り糸をたれる太公望たちの姿で賑わいます。旧盆の8月14日には「全国アユつり大会」が開催されます。
稲穂の頭がたれ始める9月には十ノ瀬山(とのせやま)でハンググライダ−大会(かもしかカップ)が開催され、色鮮やかなハンググライダ−が町の空をダイナミックに舞います。やがて、山々が色づく紅葉の季節には、秋の自然の味覚を味わうことができる「五色湖まつり」が開催されます。
また、「たしろ温泉ユップラ」は一年中季節の自然の恵みを楽しみながら、心の芯までゆったり気分に浸っていただくことができる施設です。露天風呂をはじめ、天然温泉、高温サウナ、ミストサウナ、ジェットバス、泡風呂、季節のハーブ湯など多彩で楽しめるお風呂があり、四季折々の季節感あふれる郷土料理に舌鼓を打ちながらのご宿泊もできる温泉です。
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