本文へスキップ


世界最大のジャズ・イベント、モントルー・ジャズ・フェスティバルの完全ガイド・サイトです。

モントルー・ノートHEADLINE

モントルー・ジャズ・フェスティバルへの行き方


▲野外の無料ライブ(左)と、メイン・ストリートに立ち並んでいる露店の数々(右)

「モントルー・ジャズ・フェスティバルに行きたい!」と思っているジャズ・ファンは多いと思いますが、このページではモントルーへの行き方、それもなるべく安く行く方法を書いてみたいと思います。

旅行会社で「モントルー・ジャズ・フェスティバル見学ツアー」という企画を立ててくれるのは期待するのが無理というものなので、旅のスタイルはやはり基本的に自分で航空券を買って自分で宿泊も探すという、個人旅行という形になると思います。
自分で航空券やホテルを探すというのには抵抗感を覚える方も多いでしょうが、ネット上にはたくさんの情報が掲載されていますのでぜひ積極的に利用しましょう。

現在はひと昔前と違って自由旅行を楽しむ人が増えているので、旅行会社のツアーなど当てにしなくても大丈夫、どんどん気軽に海外に出掛けましょう。(注:以下の文章は2003年7月~2004年12月現在の話なので価格や旅行環境等に変動があるかも知れません。御了承下さい)


<航空券の探し方>
日本からヨーロッパの各地には直行便もありますが、やはり値段はかなり高めの設定となります。特にモントルー・ジャズ・フェスティバルが開催される7月はヨーロッパのみならずアメリカもアジアもほとんどの観光地がオン・シーズンに入るので2、3日出発の日が違うだけで航空券が倍以上高くなることなんて事もしばしばです。
モントルー・ジャズ・フェスティバルが開催される7月第一週目はまだ比較的価格設定が安いようですが、第二週目に入ると、どど~んと高くなる事が多いようです。

安い航空券はどうすれば手に入るか? ヨーロッパ系航空会社のチケットは高いので、やはり狙い目はアジア経由の航空券という事になります。アジア経由はフライト時間が長いのが難点というものの、翌日早朝にヨーロッパ各地に到着するので時間を無駄にすることなく、空港に早朝着いてからすぐ行動が起こせるのが魅力です。
またトランジットを利用して行き帰りの途中、各アジアの乗り継ぎ地で観光も出来ます。

ただし、アジア系はフライト時間が結構掛かりますから(成田・羽田からアジアの中継地まで4~6時間、さらにアジアからヨーロッパ各地までは10~12時間程)、もうひとつのヨーロッパへの直行便(こちらは10~14時間くらい)のどちらにするかは、懐具合と体力を相談して決めた方が良いと思います。
いくら安く行ったつもりでも、目的地に着いたらバテバテ状態で旅行どころではなかった....というのでは笑い話にもなりません。

その他、格安航空券はモスクワ経由のエアロフロート航空等からも出ているようです。

格安航空券の入手はご存じ、スカイスキャナーを始めいろいろなサイトが出ていますのでこれにアクセスして入手するのが一番手っ取り早い方法でしょう。


<宿泊場所の探し方>
モントルー・ジャズ・フェスティバルに行って一番困るのは、宿泊場所の確保かも知れません。
別なページにも書いてありますがモントルーには10数軒しかホテルがありませんし、ジャズ・フェス開催中は値段もば~んと高騰します。
需要と供給の関係でこうなるわけで、なんとも観光客泣かせな話です。

そこでここはひとつ、ホテル業者たちの思惑に乗らずに、モントルーに泊まるのを諦めて、近郊のローザンヌやジュネーヴにホテルを確保した方が良さそうです。
こちらは大きな町なのでホテルも数も多いし、一泊¥2000くらいのユースもあります。
またシオンやスイスの首都ベルンにも安くて良いホテルがあるようです。
ネットのBooking comにはホテルが数多く紹介されていますし、町の駅前には大概ツーリスト・インショメーションがありますから、こちらでホテルを紹介してもらえば問題と思います。

因みにモントルーにもユースはありますが、こちらは余程早く予約を入れないとジャズ・フェス開催中の宿泊は難しいでしょう。


<言葉の問題>

個人旅行は気軽で楽しいものの、この言葉の問題で諦めている方も多いかも知れません。
スイスは西ヨーロッパのほぼ真ん中に位置した国です。
ですからフランスに近いところ(ジュネーヴやモントルー)はフランス語、ドイツに近いところ(アルプス付近)はドイツ語、イタリアに近いところ(サン・モリッツやベルーノ)はイタリア語が流通しているようです。その他、現在では地方でしか使われていないようですがスイスの公用語ともいえるロマンシェ語もあります。
.......と書くとますます不安になるかも知れませんが大丈夫です。

スイスの人はバイリンガルで2カ国、或いは3国語を話せますし、英語はどの地域の人達も理解出来るので旅行者は英語で問題ないと思います。
因みに私の英語力はセサミ・ストリート並ですが、なんとか手振り身振りで押し通しました。
これでも何とかなるものです。


▲モントルーの高級ホテル宿泊代は高いよっ。



ナビゲーション

copyright©2004-Montreux Note. all rights reserved.